古畑 「しかし、しかし、あなたは死ぬべきではない! たとえ全てを失ったとしても、我々は生き続けるべきです!
私はこれまで、強制的に死を選ばされてきた死体を数多く見てきました。彼らの無念な顔は忘れることがで
きません。彼らのためにも我々は生きなければならない! それが我々生きている人間の義務です」
安斎 「死ぬよりつらい日々が待っていたと・・・」
古畑 「だとしてもです!」
安斎 「全てを失うことは耐えられない・・・」
古畑 「また一からやり直せばいいじゃないですか」
安斎 「俺たちはいくつになったと思ってるんだ。もう振り出しには戻れん!」
古畑 「とんでもない! まだ始まったばかりです! いくらでもやり直せます! よろしいですか。よろしいですか?
たとえ、たとえですね明日死ぬとしても、やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか? 誰が決めたんで
すか? ・・・・・・まだまだこれからです」
安斎 「古畑・・・」
古畑 「はい」
安斎、撃鉄を元に戻す。
安斎 「俺の計画は、ことごとくしくじった。だが、一つだけ正解だったことがある・・・。お前を呼んだことだ。うん」